公園は楽しい。でも少しツラい場所?
本日も息子(5歳)と一緒に公園へ行ってきました。自閉症の息子は運動に関しての“不器用さ”はありますが、動くことは大好きです。公園でおもいっきり楽しそうに遊ぶ息子を見るのは嬉しいですし、一緒に遊ぶのは楽しいです。
でも、公園は少しツラい場所でもあります。基本的にあるのが「(心配で)目が離せない」という点です。
① どこへでも行ってしまう
- 息子は多動な面があるため、どこへでも勝手に走って行ってしまう傾向があります。5歳になった現在は息子を信じて目を離すこともありますが、基本的に外出した際はどこかへ行ってしまわないかという心配が常にあります。
② 他の子供との関わり方が心配
- トラブルにまでいかなくても他のお友達とのオカシイ距離感や関わり方が心配です。全く知らない子供でも“妙に近すぎる”距離感で寄って行きます。子供らしい良い面もあるのですが、相手によっては息子を警戒してしまうこともあるでしょう。
- 他の子供が使っている遊具を勝手に触ったりすることがあります。5歳になった現在でも自分の遊具でないものでも「興味がある」ものについてはその気持ちが先に出てしまい無断で触ったり使ってしまうことがあります。そういったところからトラブルになるのは避けたいところですね。何かあれば親が責任をもって対応します。
③ 順番が守れない時がある
- 「順番」の意識は息子の中に無いわけではありませんが、遊びたい気持ちが大きい場面や他の子が並んでいることが分からない(目に入っていない・意識していない)場合に「順番が守れない」ということが発生します。どんな子でもあり得ることかもしれませんが、5歳の子供であれば周りの状況を含めて捉えることができるでしょう。息子の場合はそうはいきません。
- そんな時は、当たり前のことですが、親が注意しに行きます。割り込んで列に入っていった場合には引き留めて、みんなが並んでいることを教えて、もう一度うしろに回って一緒に並び直してあげます。もし癇癪があれば、遊んだ後に教えてあげます。周りに誤るなど気遣いもあります。大事なのは息子が自分で順番を意識できることだと思います。遊びのルールを覚えることがしっかりできれば公園でも楽しく過ごせます。
④ 終わりのタイミングが難しい
- 子供であればみんな遊びをなかなか終わらせることができません。疲れを知らない子供には「疲れたから帰ろう」といってもあまり伝わりませんね(笑)加えて自閉症の息子は「物事の切り替え」が苦手です。
- 息子の場合は「あと3回だけやったら終わりだよ」「時計の針が3に来たら終わりだよ」と具体的に終わりを導いてあげたり、競争やおやつなどで気を向けさせながら帰り道に導いてあげます。とにかく直ぐには切り替えられないので、帰りたい時間のだいぶ前から少しずつ「終わり・帰る」ことを伝えて導いていくのが良いですね。
他の子供と比べてしまう
どんな時もあり得るのが「他の子供と比べてしまう」ことです。
本当は比べる必要なんてないのですが、何気に遊びに行った先にいる子供と息子の「行動」「言葉」「遊び方」などを比べてしまっている時があります。そして、ちょっだけ凹んで帰ってくることがあります。時にはかなり凹むこともあるかもしれません😇
子供が楽しく遊んでいるのに、こんなふうに勝手に比べて凹んでしまうなんて、よくないなぁ・・と思うのですが、仕方がないです。。
でも、例えば「滑り台の順番が守れていなかったな」と気が付いたら、次に公園へ行く時は息子が順番が守れるように促してみます。「出来ない」のではなく、「分からない」という場合もあるからです。何でもそうですが、きっと経験の積み重ねで出来なかったことが出来るようになるものですよね。
最後にやっぱり・・
ここまで公園でツラいと感じる場面を書いてきたわけですが、やっぱり子供の成長も感じられたり、元気に一緒に遊ぶことができる「楽しい」場所なんですよね。どうしたら楽しく過ごせるか、息子の事を知ることで少しずつ対応しながらまた遊びに出かけたいと思います。