感染力が強く全国的に猛威を振るっているオミクロン株。オミクロン株の特徴は、発熱・咳・だるさなど風邪に似た症状で、潜伏期間が通常株より短い点です。
家庭内感染はヤバいと耳には入っていましたが、実際になってみないと危機感をもって備えることは難しいかもしれません。息子の感染が判明してからから家族全員が濃厚接触者となり、自宅療養することになりました。そして、『この家庭内感染を防ぐのは無理だ!!』『もうコロナに感染したくない!!』という気持ちが強く残ったので書き残しておきます。
家庭内感染がヤバいと思った4つの事
- 赤ちゃんなど小さい子供がいる場合、子供と完全に隔離して過ごすのはほぼ無理だと感じました。食事、お風呂、トイレなど生活の色々なことを一人でやれませんし、一人でいること自体ができません。
- わが家は部屋数も多くないですし、隔離しても感染者が過ごしやすい環境をその部屋に作れるかというと難しい状況でした。
- どちらかと言うと親の方が重く、子供の方が軽い印象でした。子供は基本的に発熱+風邪のような感じなのですが、親の方がだるさ・倦怠感が強く寝込んでしまうくらいです。主人と私を比べても症状が異なりますし、軽症といわれるものの具合が悪いのは事実。無症状なら良かったと強く思いました。
- ちなみに親はワクチン接種2回すべて終わっています。
- 医者から薬を処方された薬は必須でした。解熱剤と鎮痛剤ですが、それが無かったら動けなかったかもしれません。
- 前述のとおり、子供は意外と元気なので、症状が重い親からすると、自分の体調が悪い時の育児は地獄です😇
- 軽症と言っても症状は人それぞれ異なるので、もし元気な家族がいれば、育児はその人に任せた方がいいです。主人の発症が私より数日遅かったので、本当に無理な時の育児は主人にお願いしましたが、父親も母親も両方がツラい時は本当に最悪です・・
- 5歳の息子は基本的に元気なので、ずっと大人しく一人で遊んでいられません。
- 0歳の娘は夜泣きもあるので、寝不足だし、体調は悪いし、本当に大変でした。
- 体のだるさが無くなるまでは数日かかり、意外と治るまでが長いと思いました。
- 私は発症して10日以上経ちましたが、喉の違和感が無くならず、未だにすっきりした状態にはなっていません。
- 新型コロナウイルスの後遺症については、完全に回復するまで数カ月以上かかる人が多いようです。オミクロン株の感染では、鼻から喉までの上気道を中心にウイルスが増殖していることから、慢性上咽頭炎を後遺症として引き起こす危険性も指摘されているようなので、後遺症も心配なところです。
PCR検査や処方薬、症状などについて
PCR検査を受ける
- 保育園で新型コロナウイルスの陽性者が出たため休園となった翌日、息子が40℃近く発熱しました。鼻水も出ていたため、行きつけの小児科を受診したのですが、PCR検査を受けるかどうかは自由ということでした。感染力が強いというオミクロン株の感染者があちこちで増えていたので、今回はPCR検査をお願いしました。
- 受けておいてあれですが、本当に『陽性』と通知が来た時は驚きました。そこから家族全員が濃厚接触者で自宅療養となりました。
- かかりつけの病院で確認したところ、症状が出ている場合と濃厚接触者については基本的に保険適用されるそうです。それ以外は自費になります。こちらは病院等で確認をお願いします。
症状と処方薬
- 息子が処方されて薬は、解熱剤と風邪の時に処方されるカルボシステイン(鼻水や痰自体をさらさらにする)などでした。
- 息子の陽性が判明した翌日、私もすでに喉が風邪の時のような痛みがありインフルエンザの時のような体のだるさと関節痛のような症状が強くなったため、PCR検査を受けることにしました。
- 私が処方された薬は、うがい薬とカロナール(解熱鎮痛剤)でした。PCR検査の結果は『陽性』でした。息子と一番近くで接していますし、思った通りでした。症状はどんどん悪くなり、薬がなくては生活&育児をするのはツラいくらいの体調でした。とにかく喉の痛みと体のだるさが強くありました。発も38℃台まで上がりました。
- 主人は、最初受けたPCR検査では『陰性』でしたが、その後に発熱があり、再度病院に行って薬を処方してもらいました。すでに濃厚接触者になっていたので、PCR検査は受けず、医者の判断で『陽性』と診断されました。
保健所からの連絡など
- 陽性になると病院から保健所へ報告が行き、後日、保健所から陽性者へ今後の指示等の連絡が入ると言われました。しかし爆発的な感染者の増加で保健所からの連絡もすぐには来ません。息子の陽性について保健所から電話がかかってきたのは陽性が判明してから4日後のことでした。
- 保健所からは家族や濃厚接触者について確認がありました。自宅療養が基本なので、自治体から食糧を配送すると言われました。
- 日々の健康状態については、LINEや+メッセージ(プラスメッセージ)で行われました。家族全員の情報を入力するのですが、こちらが意外と面倒でしたし、LINEだと家族1人分にしか対応していなかったり、いろいろ課題があるようには感じました。本当にこの情報は確認されているのかな?と思ったりします。
- 息子の陽性が判明してから5日後、自治体からパルスオキシメーター(酸素飽和度ど測定する機器)が届きました。
- 息子の陽性が判明してから6日後、自治体から食糧の配送サービスが届きました。こちらは陽性となった家族の人数分来るので、最終的に3人分が配送され、かなりの量になりました。
子育て中の場合、あった方が良い備え
家庭内感染、自宅療養になると発症日から数えても10日以上は外出を控えるようになると思われます。それに無症状以外は少なからず体調がよくないので、動くのもツラい場合があると思います。食料や衛生用品が不足が一番心配です。やはり事前に必要な食料や日用品をリストアップし、もしもの場合に備えておくのが良いです。
今回、私の住んでいる自治体では、食糧等の配送サービスがありました。レトルトや缶詰などの食品やトイレットペーパーなどが届きました。体調が悪いと料理をすることも大変ですから、こうした支援はとても助かります。
ただ、届いたのは保健所へ報告されてから5日後くらいでした。そして中身はやはり大人向けの食品です。子供や乳幼児にとっては、やはり普段食べている食品が必要です。息子の場合は偏食もあるので、食べられる食品が無いと本当に困ります。私は今回、ちょうど離乳食のレトルトを買い込んでいた直後だったので、0歳の娘のご飯はそれで対応しました。大変な時は手抜きはとても大切ですね!!
子供向けの配送サービスもありますが、調べるのも大変な場合がありますので、オムツや粉ミルク、離乳食などのストックを多めに用意しておくのが良いですね。
あとは冷えピタなど風邪の時によく使うものも買いだめしておくのが良いです。
軽症でも怖い・・
当たり前の事しか書いていませんが、子育てしている人は自分と子供の事を考えて備えていないといけないというのを改めて感じました。そして体調が悪いと育児をすることがより大変になるので、感染対策や注意をし続けていくのは必要なことですね。軽症でこれなので、本当に怖いウイルスです。皆さんもお気を付けください。
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