補聴器レンタル(7日目)

聴覚障害の娘の子育て

生後5ヶ月で初めて補聴器をつける

娘も生後5ヵ月になり、補聴器をつけることになりました。もっと早くつけることもできたのですが、頭の手術を優先したためこのタイミングになりました。
生後3ヶ月の時に、小児医療の耳鼻いんこう科で娘の聴力レベルが『 右耳90dB 左耳 90dB 』(重度難聴)だと診断を受けました。※しかしこの時、左耳の反応は出ていませんでした。  
身体障害者手帳の取得が可能であれば、補聴器を購入する際に助成を受ける事ができるとのことで、手帳の取得を進めながら、その間は補聴器をレンタルで試聴させてもらい、早いうちに娘の耳に音を入れることになりました。

難聴の子には早期に音を入れることが重要?

難聴は早期発見が非常に大切で、聞く力や話す力をつける練習を早くに始められるほど、言葉の獲得がスムーズコミュニケーションできるようになる可能性が高まるそうです。赤ちゃんは周囲の音や声を聞きながら言語能力を発達させていき、個人差はありますが、概ね1歳頃には簡単な言葉を理解し、1歳半頃には単語を話し出します。主人と相談しましたが、「とにかく補聴器を早くつけて音を入れてあげたい。」という思いは一緒でした。
まずはいくつかの補聴器メーカーのものをレンタルで試し、最終的にメーカーや色など含めて自分の補聴器を決めていくそうです。

さて、私は補聴器について無知でしたので、補聴器のイヤモールド(耳せん)“型を取る”ということすら知りませんでした。赤ちゃんの成長と共にこのイヤモールドも作り直していく必要があると。考えてみれば、当たり前のことですが、幼児期はどんどん成長しますから大変そうだなと思いました。

初めて補聴器をつけた日

補聴器を初めて着けた日は、娘が音を聞くことができるという「期待」みたいな気持ちで少しドキドキしました。つけてみると嫌がることもなかったので安心しました。最初は1日に2、3時間くらいつけるくらいでした。ねんねと寝返り期の赤ちゃんなので、気が付くと外れていたりします。これは娘の代わりに根気よくつけていかなければいけないな・・そして補聴器が紛失したり壊れないよう気を遣わないといけない・・。色々大変なのだと思いました。
さて、補聴器をつけてオモチャなどで音を鳴らすのですが、聞こえているのかいないのか、娘の反応はイマイチ分かりませんでした。前に『はじめて音を聞いた時の赤ちゃんのリアクション動画』みたいなものを見たことがあったので、どんな反応をするのか少し期待があったのですが、そのような感動的な反応はありませんでした😓
娘は視覚優位のようで、「音」よりも周りの物を「見る」ことにすごく興味をもっている様子があります。動くものや人の顔、動作などをじーっと見つめることが多くありました。本当に聞こえているのかな?音に興味ない?そんな感じでした。

音への反応、あった!?

レンタル7日目。いくつかのオモチャを鳴らしたり絵本を読んだりしていたのですが、初めて『音を探す』ように首をくるくるして反応したのが見られました!!😳こういう反応があるだけで親としてはうれしい気持ちになります。 
どのように聞こえているのかは分かりませんが、「聞こえているんだな」と思えました。とにかく今は音に興味を持ってくれるといいな・・と、思いながら根気よく補聴器をつけていきます。                       

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